ストウブでかぼちゃのプリン@ハロウィン??
いつの間にか国民的一大行事になってるハロウィン!!
街に繰り出せば、右を見ても左を見てもハロウィンのディスプレイに彩られ、、ここは一体どの国なんだ?という気にすらなる今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか?
ハロウィンが日本でも一大ブームになることで一番トクするのはどこだろう?
商業施設? お菓子メーカー? アパレル?
夏の花火が終わってクリスマスまでのこの時期は、日本の行事がポッカリ空いてるので、メディアや広告代理店もこりゃ稼ぎ時とばかり飛びつくんでしょうね。。
なにやら仕掛けマーケティングっぽい匂いを感じませぬか?
。。。o(゚^ ゚)ウーン
なんて事を考えてるせいか??
スーパーなどでもかぼちゃがやたらと目につく(あるいは目についてしまう)ので、
まずは自分の煩悩を鎮めるため買ってみた(笑)
今回は何を作ろうかな?と
そうだ、かぼちゃプリンを作ろう!と決めた ο(▽〃ο)キャー
材料:5〜6人分
プリン:かぼちゃ 1/4個、牛乳 200ml、フレッシュクリーム 50ml(生クリーム)、てんさい糖 70g、ラム酒 少々、バニラエッセンス 少々
カラメル:てんさい糖 100g、水30g
ストウブ ココット オーバル 27cm を使用
①最初にカラメルを作ります!
鍋に砂糖と水を入れてコトコト煮詰めていきます。
とろみが出てきたら火を止め、プリン容器(そんなモノは持ってない人がほとんどかと)もしくはカップに移しましょう。
②次にプリンの準備を始めます。
かぼちゃの皮を削いで1cm厚さ程度にカットし(硬いので怪我しないように気をつけて!)ストウブに入れたら、かぼちゃが隠れるくらいの水を入れて15分ほど煮ます。
(最初は中火で沸騰したら弱火に変更)
③ザルで湯切りして一旦ボウルに移しますが、ホクホク良い感じにできました
④ウチのミキサー(大)はガラス製なんで、ストウブから熱々を直に移すのはちょっと躊躇われるので、ボウル経由としております
問題なさそうな温度に下がってから、ミキサーに入れて
ここでプリンの材料(卵、牛乳、フレッシュクリーム、ラム酒、バニラエッセンス)を全部入れます。
注意点としては、牛乳は2〜3回に分けて投入します。
1/3加えミキサー稼働、また1/3加えミキサー稼働の繰り返し。
理由はよく混ぜ合わせるため。最初からじゃぶじゃぶでは充分に攪拌できないので。
⑤滑らかな感じに仕上がりました。
これカップに入れていきます
⑥プリン生地をカップに入れた後、ここで大事な作業があります!
ここで下に鍋敷きでも置いてトントンと上下に小さく振ってくださいまし!
これは何かの宗教的おまじないとかではなく、中の空気を抜くために必要な作業ですので、多少手間でも根気強く行いましょう。
生地の中からいくつも気泡が表面に上がってきては消えていきます。
⑦これを容器のままストウブにセットし、カップが1/3程度隠れるまでストウブ(周り)に水を入れます(湯煎するため)
⑧そして上にアルミホイルを被せて、水滴がプリンに入らないように。
いつも私たちの料理を力強くサポートしてくれるストウブのセルフ・ベイスティング・システム(フタ裏の突起から水滴が素材に降り注ぐ)が、ここではありがた迷惑になるからです(笑)
蒸すためにストウブにフタをして約25分(最初は中火で沸騰したら弱火に変更)
⑨25分経って開けて見ると、ふっくらとして中まで熱が通ったのが分かりますね
一旦ストウブから取り出し、粗熱が取れるまで1〜1.5時間ほど待ちましょう。
その後に冷蔵庫に入れて一晩冷やしたら出来上がり!
充分に冷やす事で味に深みが出てまろやかになります。
かぼちゃの風味もよく、濃い味わいの自家製プリンができました
(σ・∀・)σゲッツ
カラメルの感じもいい具合になっています
カップから逆さに取り出す時には、内周りを爪楊枝で一周するときれいに引っくり返せます。
こっちはカラメルを緩めにしたバージョン
トロッと垂れるのもいい感じ? (・∀・)
実は、
これまで私は「かぼちゃのプリン」をはたして「プリン」というべきなのか、疑問に思ってました。
だって、一般的なプルプルのプリンとは違って、これはペースト状のまったりとした仕上がりだし、食感から味から「まったく別モノ」ですよね。
たぶん幼少の頃に、はじめて「かぼちゃのプリン」を食べた時、予想してたプリンとは全然別の味にショックを受けた(|| ゚Д゚)トラウマー があるのかも。。
個人的には、これプリンというよりは、マッシュポテトに近いような食感とスイートポテトのような甘みなので、これをプリンにカテゴライズするのはどうなんだ(作り方はプリンだけど)、という気持ちは少なからずあった訳で・・・
そして
近年飲食店などで目にする「プディング」というのは、棲み分けのため、こういう濃い目のを指したりするのかしら?と調べて見たら、、
プリンとプディングは同じ意味で、日本人がプディングをプリンと聞きとっただけのことらしいです。
興味深いのは、一般的にプディングは「牛乳・卵・肉、バターなどを材料に、主に蒸し焼き(煮たり焼いたりも)する料理全般を指す」から腸詰ソーセージとかもプディングであり、日本の様にデザートに限定されるものではないと。
うーむ、
そんな訳で、定義上は間違いなく「かぼちゃのプリン」で合ってました。。
でもこれが「プリン」じゃなくて「かぼちゃのナントカ」という別名が付いていたら、もっともっと支持されるスイーツになってたかも。
美味しいのは確かだけど「プリン」の名前に反応して知らずにオーダーする人のほとんどは、あのプリンを食べるイメージがあって、そこでこれを出されると・・・ってなることもあると思うの。。。(´・ω・`)
でも・・まあ美味しいからいいや (≧▽≦) ァハハハッ!!
ところで、
ミキサー後の、最後に火を通す工程っていくつかの道があると思うんです!
- プリン生地をそのまま鍋で煮詰めてからカップに入れ冷蔵庫
- カップのままオーブンで焼いてから冷蔵庫
- カップのまま湯煎で蒸してから冷蔵庫
今回は、ストウブの特性が一番活かせそうな湯煎で仕上げてみました(・∀・)