ストウブで三代豆鍋(宮城)
放射能騒動があって以来、何かと話題の美味しんぼですが、漫画の中に出てくる宮城の三代豆鍋を作りました。
福島や大阪に住んでいる人たちのことを考えず、いたずらに不安を煽る一連の原作者の言動には大いに疑問を感じますが、美味しんぼで紹介された料理のレシピ本を以前から持っていたのと、料理には罪がないということで、その中から簡単そうで寒い季節に合いそうなこの鍋をチョイスしました。
ちなみに2004年に出版されたこの本ですが、帯に「 国民的”食”漫画「美味しんぼ」のメニューの中から・・」と書いてあるのが、今となっては哀愁を感じます。
その当時はホントにそうだったんですが・・
三代豆鍋の名前の由来は
「大豆から豆乳を作るのが1代目、豆乳の上にできる膜である湯葉が2代目、豆乳ににがりを打ってできる豆腐が3代目、この3つが一緒になったのが三代豆鍋で、伊達政宗の昔から伝わる伝統料理」
ということでしたがググっても見つかりませんでした・・・
放射能の鼻血騒動と同じで作り話でないことを祈ります(´Д`)ハァ…
さて気を取り直して、
仙台では大豆を使ったずんだ餅とかが有名なので、古くから大豆料理が親しまれている土地柄なのかもしれません。
材料:
湯葉、豆腐、豆乳400cc、水300cc、昆布(ダシ用)、白菜、シイタケ、ニンジン、銀杏、えのき茸、ベーコン、長ネギ
ストウブ ココット オーバル 27cm を使用
①あらかじめ昆布を水で1時間程度戻してだし汁を作る
②白菜、シイタケ、ニンジン、豆腐、えのき茸、銀杏を切り、鍋に入れて中火にかける
③沸騰し材料に火が通ったら弱火に変更
④豆乳、長ネギを入れて、弱火で煮込む(火力が強いと豆乳が吹きこぼれ易いので注意)
⑤自己流アレンジでベーコンも加えますが、いい味が出るのでオススメです
⑥最後に湯葉を加えますが、煮込むと形がなくなる(溶ける)のでくぐらせる程度にします
⑦器に盛って出来上がり!
漫画では、ショウガ、海苔、割り醤油(醤油、日本酒、みりん、ダシ)をかけて食べることになっていますが、おろしポン酢やしゃぶしゃぶ用のゴマだれで食べた方が美味しく頂けました。
特に柔らかな湯葉の食感が絶妙でクセになります。
寒い季節は、ストウブで作る鍋で体を温めましょう!