ストウブで夏野菜の無水カレーに挑戦したが・・・
さて久々のストウブでカレーの巻であります。
材料は夏野菜でいってみました!
「ストウブの特徴である無水調理でカレーを作る」
これが今回のテーマです。
ここしばらく、タイカレーやスープカレーが続いていましたので、
じゃぶじゃぶ系からちょっと離れて、まったりとした日本のカレーも食べたい!
材料:
にんじん x2、玉ねぎ x1、ピーマン x2、ナス x2、アスパラx2、じゃがいも(小)x4、しめじ 1/2パック、トマト缶、カレールウ 1/2パック、ココナッツオイル少々
ストウブ ココット オーバル 27cm を使用
カレーのルウは百花繚乱、ものすごい種類があって、選ぶのが大変ですよね!
スーパーでいつも、どれにしようかと悩みます。
今回は S&Bプレミアム ゴールデンカレーを選択。
パッケージのサブタイトルには・・
「特製純カレーが創り出す 初めての世界」
既に何のことやら全く意味がわかりません(笑)
①材料の野菜を手ごろな大きさにカットします
② ナスはアク抜きのために水に10分ほど浸け置きが必要です
せっかくなので、油はココナッツオイルを使用することに
③中火に熱したストウブにココナッツオイルを引いて
④カットした野菜を入れていきます
⑤アク抜きしたナスも入れたら、フタをして中弱火のまま20分ほど
水分を補う役割をするのがトマト缶です。
これはカットされたトマト缶。
もしホールトマトしかない場合には、まな板の上で細かくカットして使ってください。
トマト缶はイタリア産がほとんどですね〜
ポモドーロと書いてありました。
トマト・ジュースづけ という名称なんですね
⑥20分ほどしてフタを開けるといい感じにスチームされ熱が通りました
⑦ここにトマト缶をドーンと全部投入します
⑧全体を混ぜ合わせると、野菜から出た水分とトマト缶のジュースでいい感じのソースに。
濃厚なカレーの出来上がりが連想されます。
⑨そろそろ最後の仕上げにカレールウ1/2箱を入れます。
10. ところがですよ!
ここから突如として雲行きがおかしくなるわけです。
カレールウを入れた途端に粘度マシマシってラーメン二郎じゃないんですが、、
既に嫌な予感が・・・
なんじゃこりゃ〜
取りあえず、「どうか水分が増えますように」と神に祈りを捧げ、フタをして5分
11. 祈るような気持ちでフタを開けてみました。
そしたら、溶岩が湧き出る火山のようにボコボコしてるじゃありませんか!(笑)
ワハハ
これは水分が足りない証拠です。かなり危険な兆候であります。
そのまま行けよ!行けばわかるさ!とアントニオ猪木になれば、焦げつくのは不可避
12. わたくし、しばし考えました。
「ストウブで無水調理」とかいう標語にこだわってロクでもないものを作るのが使命なのか・・・
「無水カレーを作りました!!」確かに聞こえは良いでしょう。
しかし、誤った情報を発信し犠牲者を出してはならない。
無水であろうがコップ一杯の水が加わろうが、それが自分の人生の中で果たしてどれほどの意味をなすのか?
ここで、脱水症状のカレーにコップ一杯の水をドーーンと投入した訳です。
無水であろうがなかろうが、
おいしいものを作ることが一番大事
やはり英断!!見事に危険な状況を脱して美味しい野菜カレーとなりました
こうして振り返れば、
完全無水カレーを作る場合にはルウじゃない方が良いのかもしれませんね。
ルウの場合はあまりにも粘度が増してしまい水分が一気に無くなります。
そう、バームクーヘンを食べた時の口の中のように。
もしくはルウの量を減らして調整するか?
しかしカレールウの量を減らせばトマトの味が強くなりカレーじゃなくなってしまう。
トマトジュースなどで水分足して誤魔化たところで同じ話になるし・・
翌日は、一晩置いて更に水分を吸収してたので迷うことなく水を加え(笑)
ホタテと海老のシーフードを入れて再度煮込みました
後からでも色んなバリエーションが楽しめるのも自家製カレーの楽しさですね
結論:
無水であろうとなかろうと、細かいことは気にするな!