幻の天保そば

暑さが厳しくなると食欲も減退してくるものですが、、

 

そんな時にはお蕎麦でどうでしょうか?

 

 

今回は幻の天保そば

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なんでも説明書きによれば、

 

天保(てんぽ)の大飢饉(だいききん)で皆が飢えに苦しんだ時代に、貯蔵食として天井裏にそばの実を詰めた俵を保管し、それが福島県の旧家で170年後に発見された。

 

国や大学の研究機関に送られたが「すべての種子で胚は腐敗しており発芽する能力はない」と報告されたものの、

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諦めきれない「保存の会」メンバーたちが山形の地で発芽させることに成功。

 

そのような歴史的背景のあるお蕎麦とのこと

 

天保の大飢饉といえば二宮金次郎(尊徳)さんが思い出されますね。

 

 

幻の天保そば せいろ 1,080円(税込)

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こういう時には

天ざるとかじゃなくて、、

一番シンプルなせいろざるじゃなければいけません。

その味が分かりにくくなるというものです

 

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超シンプルな外見でありますが、、

これはかなりコシのある美味しいお蕎麦

 

歴史を紡(つむ)いできた背景を知ったが故に、

この天保そばを頂けるありがたさもひとしおです!

 

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若干甘み残しのそばつゆがまた絶妙なハーモニーなのであります

 

 

 

 

最後、

小鉢のお漬物まで美味しくいただきました

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シンプルで、あっさりながら、

満足感の高いランチになりました(・∀・)

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