Amazon Audibleは なかなか活用するのが難しかったお話
こんにちは(・∀・)
Amazonプライム会員の方も多いと思いますが、
やたらと様々なサービスの無料体験や格安お試しみたいな案内メールが届きますよね。
Kindle Unlimited や Amazonミュージックなどなど。
マーケティング的な観点では
既存顧客からよりたくさんお金を搾り取りましょう戦略ということで
新規顧客獲得はもちろん大事ですがそれと並行して、顧客単価を上げるクロスセル(関連した他の製品やサービスを追加で売る)という手法になります。
「ご一緒にポテトはいかがでしょう?」に代表される売り方ですね。
もうひとつアップセルというものがあり、
これは、
同様にファーストフードの例で言えば「あと○円で大きなサイズに変更できますが」みたいな「より高い製品やサービスに移行させる」戦略になります。
他の例では、車や電化製品の松・竹・梅ラインナップでの上位機種へのいざない、
美容室でカットお願いする際に、ランクに応じて、ディレクター〇〇円、トップスタイリスト○○円、スタイリスト○○円、みたいなパターンが相当します。
で、
Amazonからマクドナルドまで世の中至るところ、クロスセルにアップセルだらけなのでありますが、
これまで何度も無視してたAudible一ヶ月無料体験の案内メールがあまりにもうざかったので(笑)試しにやってみたとです。
Audibleというのはいわばオーディオブックのサービスで
聞き流すだけでOK、みたいな
どこかの怪しい英会話教材と同じセールストークなので、最初から嫌な悪寒がしました。。
で、
無料期間の合間にいろいろやってみたんですが、、
- 流し聞きでは意外に頭に残らない
- 人間の集中力はマルチタスク化が難しいので、ながらではなく、ある程度、それ自体に集中するための時間を確保しなければならない
- 言葉の裏読み、音声で難解な言葉が登場すると、つい頭の中で漢字を推察し違う方向に考えが働いてしまう
- 思考は耳(聴覚)だけでは完結せず、視覚から入ってくる情報も大事
- 車の運転中に聞くのも、集中力が削がれて事故を引き起こす危険性
- 通勤電車での利用は、テレワーク中心などに世の中がシフト中
- フィットネスジムでトレッドミルやエアロバイク中などであれば可か
- コロナ禍におけるフィットネスジム利用の是非に関する議論も
- 読み手の声質、相性などでストーリーに集中できないケースあり
まぁそんな訳で、、
無料期間を過ぎると月会費1,500円を徴収されるので、
期間満了を待たず、無事に解約処理を行った次第なのであります。
残念ながら
私の生活様式ではその価値を見い出すことが難しかったです。。
同じお試しでも
99円で3ヶ月みたいなKindle Unlimited や Amazonミュージックは試用期間でもけっこう良かったのですが、今回のは自分にとってはハズレでした。
このAudibleサービス、
おそらくはAmazonのサービスの中でもかなり苦戦してるようで、毎月1コイン追加で無料枠を増やしたり、一度購入したものでも交換返品可能にしたりと試行錯誤をしてるようですが、、
月額1,500円というのも微妙なレンジなんですが、声優さんというのか読み手の方を使いそれなりのコストを掛けてるとドラスティックな価格戦略も打てないだろうし、、
この先どうするんだろ的な他人事として生暖かく見守りたいと思います(・∀・)