ついでに旅行記 北海道庁旧本庁舎(赤れんが)の美しさに酔う
北海道庁旧本庁舎は、地元の人に赤れんがと呼ばれ親しまれている観光名所。
札幌駅からほど近い徒歩圏にあります。
周りはいまや高層ビル群
札幌の発展を見続けて来たであろう、歴史を感じさせる樹木
手入れが施された美しい花壇
このレンガ造りの西洋館ってホントにいいものですね。
レンガの風合いや、建物全体を通してのデザインなど、魅力に満ちあふれています。
竣工は1888年と明治時代に遡りますが、その当時にこんなデザイン性の高いものが建てられていた事実にも驚くばかり。
赤れんがは国の重要文化財に指定されています。
この建物をよく観察すると、直線と曲線の織りなすデザインの妙といいますか、意図的に組み合わされたセンスに脱帽します。
入口や窓枠の上部、その上の壁の縁取りにまで円い曲線を使い、建物の両脇には無骨に直線的な8角形の張り出し部を作り、迫力と立体感を強調している。
初めて見たら、誰でもこの建物に心を魅かれることでしょう。
人々の琴線に触れる美しさ、デザイン性の高さがここには存在します。
このような素晴らしいものは、永く、いつまでも後世に伝えて欲しいものです。