とんかつならぬ牛かつという食べ物
とんかつはなく牛かつというものがあるのをご存知でしょうか?
いやいや、この前までの夏の暑さで頭がおかしくなったり、
何か悪い夢を見ていたわけではございません!
東京に数店舗を展開している牛かつ専門店
牛かつ もと村 に行ってきました。
その人気ぶりは凄まじく、午前11時の開店と共にお客さんが押し寄せ、
夏の炎天下でも行列ができる繁盛ぶりです。
とんかつと比較し牛かつは何が違うのか?
- 肉が違う
- 牛肉なので揚げ時間が短くて済む
- 半生で食べても大丈夫
- ソースではなく醤油、塩などで食べる
- ごはんは麦飯
- 牛かつを食べたというレア感、優越感を味わえる
まぁざっとこんなところでしょうか?
牛かつ定食
揚げ時間はわずか60秒!で出てきます。
だから通常のとんかつ屋さんのイメージでいると、オーダーしてから出て来る早さにビックリします。
ほぼファーストフード並みの早さです(笑)
パン粉は極めて細かく、中学生のイガグリ坊主のように、薄く衣をまとっているスタイルは新鮮でなかなか可愛らしい。
こんな感じで赤〜ピンクのグラデーションも鮮やか!
ビジュアル的には文句無し!と言えましょう
ほらね、アコーディオンみたいでしょう!
端にワサビが写っていますが、これはお店が山ワサビと強調しているものです。
でも、この山ワサビ、
すりおろした感がほとんどなくて、どうにも練りワサビっぽい感じですが、、
まぁお店がそこまで言い張るのならば、、
百歩譲って今回は山ワサビということでいいでしょう(笑)
この「牛かつ+山ワサビ」にはテーブルの岩塩が相性バツグンでした。
他にも醤油やワサビダレなどが小皿で提供され、味の違いを楽しめます。
牛肉がレアなことで極めてあっさりの風味なので、この3種類の味で楽しむ仕掛けは飽きさせないで食べるための生命線かと思われます。
特にこの牛かつはソースではなく醤油や岩塩とワサビの相性が良いようです。
生で食べられるのも牛なら当たり前とはいえ、とんかつの形態をしているのでインパクトが大きいですね。
初めての時は、牛肉と分かっているのに、赤い肉を見て一瞬大丈夫?と思ってしまいます。
「肝心の味はどうなんだ」とお思いになられるでしょう!
牛かつがとてつもなく旨いのかといえば、、、
そうでもなく(笑)、
有名店で味わうジューシーな肉汁溢れるとんかつの方が私は好きです。
グルメサイトなどでは異常なまでに高評価なのですが、、肝心のレアで頂く牛肉自体にそこまで風味・旨みが感じられないのです。。。本音でゴメンなさい
ただ「珍しいものを食べたぞ!」という満足感は味わえます(笑)
こちらのお店の欠点は、どのお店も狭い!ということ。
すべての店舗が地下にあって、しかも狭くて・・・
(5店舗:渋谷 1&2、新橋、浜松町、東京)
何もそんな物件ばかり見つけなくても、、とは思うけど経営方針なのでしょうね(笑)
というわけで、オーナーは前世はモグラだった?のかもしれません。。
お店が狭い上に座席もキュウキュウに詰められるので、隣に大きい人が座ると足とか肘とか結構ぶつかったりしてちょいストレスです。
なので、もし行かれることがあれば精神的に余裕のある時をオススメします(笑)