それでもまだストウブが信じられない あなたに
さて以前の記事でストウブ鍋の詳細に書いてきましたが、
自分のストウブが偽物なんじゃないかと夜も眠れないあなたのために、うちのお鍋を丸裸にしますよ。
モデルはストウブ ピコ ココット オーバル 27cmです。
まずは「染め」の部分、グラデーションが美しく、上質な陶器の様でナイスですねぇ
(・∀・)イイ!!
「ロゴ」きれいに文字が出ています。他のストウブ鍋と比べても個体によって多少の違いはあります。
いやいや、見ているうちにうっとりしてしまいます(*´д`*)エクスタシィー
次に「裏ブタ」ピコ(突起)が放射状にきれいに配置されています。
"MADE IN FRANCE"の刻印、ここが"MADE IN CHINA"となっていたら、たぶん偽物です(笑)
「裏ブタのふち」にある3カ所の盛り上がりも確認できますか?
そうです、以前の記事 ↓ に書いた空気の隙間を作るための緩やかな突起です。
あなたのストウブは、はずれ? - STAUBストウブのある日常
模造品なら、こんな手の込んだ造りはしないでしょう。
「裏ブタと鍋のツマミの結合ネジ」はポイントになりそうです。
ネジ穴の形はプラスドライバー用の十字形ですが、
①完全な十字というより中心部が少し膨らんだ金平糖に近い形状、
②対角線上に切り込みラインが入った特殊な形(米の字みたいな模様)
の2つの特徴があります。
恐らく、偽物はこんな細かいところまで模造はしません。
それにしても、このエマイユ加工の黒い艶も美しくてタマリマせんねぇ。もう吸い込まれそうです(笑)
「お鍋の内側のコーティング」こちらもエマイユ加工され、光沢があってしっとりした手触り。
「取っ手」これも砂型により、個体ごとに多少のロゴの形や向きなどは違います。
そういえば、ストウブ社が認定するB級品は、この取っ手の裏に(削ったような)2本のラインが入っているそうです。
最後は「鍋底」ですが、こちらの鮮明さ加減も、うちの3つのストウブを見比べると仕上がりはバラバラですね。
以上、自分の旦那や彼氏が浮気してるんじゃないかと・・・間違えました、、自分のストウブが信じられずに心配している方向けに、ディテールのご紹介でした。
ぜひご自分のストウブをチェックされて安心し、愛着を持って使って頂きたいです。
これから新規でストウブのご購入を考えている方は、デパートなどで鍋底をひっくり返して落とすと大変なことになりますので(重いし)、決して危険な行為はなさらない様にお願いいたします。
製造過程で使う砂型により、個体ごとに微妙にディテールが違うところ、手づくり感満載なのもストウブの魅力ですね。